ボーカルのトレーニングと呼吸

アーティスト

トレーニングによりアーティストのパフォーマンス向上の土台を広げることが可能ということを前回まで書いてきました。今回は姿勢と呼吸の関係について書いて行こうと思います。前回記事はこちら

ボーカルのトレーニングと呼吸

発声に呼吸が重要なのは、皆さん何となく理解できると思います。ではトレーニングと呼吸の関係性はどうでしょう?あまりピンとこないかと思います。

呼吸をする時は肺が運動を起こしているわけではなく、呼吸をするための筋肉を随意的に運動させることによって「呼吸」が行われています。

呼吸をする時に数多くの筋肉が活動しているよいうことです。これらの筋肉を総称して呼吸筋と言います

呼吸筋は肋骨周り、首、背中、お腹にあります。呼吸筋を意識的に動かすことができるからこそ、大きく息を吸ったり、止めたり、大きく吐き出すこともできるという事です。

呼吸筋が胸腔を動かすことによって、呼吸が行われる。肺が収縮しているわけでは無い。←忘れないで!

トレーニングでは胸腔のポジション、呼吸筋の能力を高めることが可能です。逆を言えばトレーニング以外で呼吸を行うための身体的な環境を変えることは難しいのではないでしょうか?

トレーニングによって呼吸能力を向上させることが、ボーカルのパフォーマンス向上の土台になります。

ボーカルが実践するトレーニング

実際ボーカルの方がどのようなトレーニングを行っているか紹介します。

「インナーが弱い」このようなアドバイスをボイトレの先生から受けることはないでしょう?発声のプロが言っているので間違い無いでしょう。ただ大切なのは改善策です。

「腹筋しよう」

と思いつく方が多いのでは無いでしょうか?

間違いでは無いですが、正解ではありません。

先ほど書いたよう、呼吸するための筋肉を鍛える、呼吸するためにより効率良い状態にするためのトレーニングを行うことが「インナーが弱い」というアドバイスの改善策です。

改善策としてオススメの種目は「スクワット」です。スクワットは全身を鍛えることができる種目です。呼吸筋や姿勢、ビジュアルの面総合的に判断しても外せない種目です。

正しいレベルでトレーニングを行うことで「インナーが弱い」というアドバイスに対して結果を出すことができます。

ただ今回僕がこの記事で伝えたいのは、スクワットをやってください!というのではなく

特定の筋肉、特定のトレーニング種目をやることによって機能向上ができるのではなく、発声をするために必要な環境を整備しましょうということです。

姿勢が悪いことによって呼吸筋がパワフルに活動できない環境ならば、呼吸筋が活動しやすい環境に変えていくことが必要。

個人の体力のレベル、状態に合わせたトレーニングを行うことによってボーカルのパフォーマンスアップに貢献することが可能です。

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