気になる脚の形やボディライン。理想の形に近づきたくて様々なトレーニングやマッサージに取り組んでみてもなかなか成果が出ない・・・

このようなお悩みをお持ちではないですか?
そんなボディラインのお悩み。実は原因は足にあるかも。

自分でもできる簡単足裏ケアでご自身の理想のボディラインを目指してみましょう。

Contents

ボディメイクの基本は足裏?自分で出来る簡単ケア


ボディラインを作る生活習慣

ボディライン。それぞれに理想の目指したい形があると思います。
ボディラインは日々の生活習慣の結果です。ボディラインを変えていくために、ボディメイクしたいけどそんな時間もお金もかけられない。

そんなあなたでも、お手軽にご自宅でもできるセルフケアをご紹介。

ボディラインを作る大きな要素は、日常生活で頻発している活動パターン。
簡単にいうと、体の動かし方の癖です。
歩き方や立ち姿勢、デスクワークの方は座ったときの姿勢などは、重要な活動パターンと言えます。

歩くときに足裏の一部だけに力が入っていて靴裏がいつも偏ってすり減ってしまう、立つときは必ずどちらかの足に重心をかけている、デスクワークの時はついつい足を組んでしまう。

そんな方は要注意です。

癖の方向に体が歪んでしまい、思い描いているボディラインからは程遠くなってしまう可能性があります。

足裏とボディラインとの関係

足裏の正しい使われ方

ボディラインを作り上げる大きな要素は、生活習慣です。
歩行動作はボディラインを変えるのに大きな要因になる生活習慣の一つです。

足裏は歩行時に毎回地面と接地して、床反力と身体からのパワーを伝える役割を担います。

足裏の使われ方が正しくなく、体からのパワー伝達が偏ってしまっていると、正常な状態ではない部分に負担がかかり、本来使うべき筋肉が使われないことになります。結果として、体のバランスが崩れてしまいます。

バランスが崩れれば、筋肉の使われ方もアンバランスになります。
地面と身体のハブになる足裏の機能が適正にすることで、身体の使われる筋肉も変わり美しいボディラインとバランスを取り戻せるという訳です。


ボディメイクに重要な足裏の使われ方

足裏には3つのアーチが存在します。
この3つのアーチがあることで、衝撃を効率よく分散します。

衝撃を効率よく分散するということは、無駄なパワーを使わないという事。

効率が悪ければ、無駄に筋肉を活動させるということになります。=アンバランスな筋肉の使われ方

足裏が正しい使われ方をすることが、身体活動&ボディメイクで重要と言えます。

ロッカーファンクション

人は歩行時には足首、足裏が共同して機能的な使われ方をします。
もうすこし噛み砕くと、二足歩行を円滑に行う身体機能の事をいいます。

ロッカーファンクションがある事で、衝撃を吸収し、また次の一歩を踏み出す自然な流れを生み出す事ができます。

この機能が適切に働いてないと、他の筋肉が代償する事になります。それがボディラインの変化や損傷につながる訳です。


ヒールロッカー

足が最初に地面に設置する局面です。

ヒールロッカー

アンクルロッカー

足が地面に着地し、脛の骨を前方向に移行させる局面です。

アンクルロッカー

フォアフットロッカー

踵にあった重心をつま先方向に移行させる局面です。

フォアフットロッカー

足裏が適正でない事で起きるアンバランス

足裏の環境が適切ではなく体からのパワーを均等に受け止められていない場合、先ほど挙げた3つの動作がスムーズに作動せず、足裏での重心のとり方、足首の動きが不適切になります。

身体は効率の良い動かし方ができるように設計されています。
効率の良い動かし方は、関節へのダメージが最小限になる。筋肉の使われ方も最小限です。

例に倣って、足裏・足首も効率の良い動かし方になるように設計されています。

足裏のアーチが失われてしまっていること、足首の可動が不十分になってしまっているなどで、他の関節・筋肉が代償を負っている訳です。


正常ではない足裏によって増える筋肉への負担

足裏が正しく機能していない場合、周りの機関がそれを補完する必要があり、本来使われない筋肉が使われ無駄な負担が増えることになります。

足底が適切に稼働しないときの筋肉の使われ方
足底の使われ方

足裏が適切に稼働しないことで、足底アーチが消失します。
この影響は身体の上方へと向かって代償を連鎖することになります。

足裏の環境が良くなることで、足首の動き・ふくらはぎの筋肉の動き・股関節の動きなどどんどんと良い流れになる訳です。

好循環になれば、ふくらはぎのシルエット変化や腿裏からお尻にかけてのラインでのシルエットの変化が見込めます。


足裏のセルフケアでボディメイク

足裏が適切に機能していないことで起きてしまう、様々な症状はご理解いただけましたでしょうか?
ここでは足裏の機能を適切に活動させるために、ご自宅で自分でもできるケアと簡単なトレーニングをご紹介します


足裏セルフケア

足裏セルフケア
  1. 足の指と手の指を組む
  2. 反対の手で足の甲の真ん中あたりを掴んで左右にクイクイひねる!
  3. 20回位動作する

足裏セルフケア 2

足裏セルフケア
  1. 親指を掴む
  2. 反対の手で土踏まずのあたりを握りながら親指を足の甲の方に反らす
  3. 反対に足裏に向けて曲げる
  4. 痛くない範囲で20回程度繰り返す

足裏セルフケア3

足裏セルフケア
  1. 親指だけを曲げてストレッチ
  2. 親指以外を曲げてストレッチ
  3. 全部の指を曲げてストレッチ

足裏トレーニング

足裏セルフケア

足裏の筋肉を活動させるトレーニング!
地味ですが大切です。


足裏トレーニング2

足裏セルフケア

足の指を動かすトレーニング。

足底の筋肉が緊張できるようになる事で、足首の動きを適正に近づける事ができます。


まとめ

身体本来の機能を適切に使う事が出来ていないと、筋肉をアンバランスに使ってしまう事になります。

それがボディラインに影響する訳で、ボディラインを変えていきたいと思うのならば目を背けてはいけない分野です!

また身体の機能を適切に使う事は、関節や筋肉痛にも優しく怪我などの傷害予防になりますので、お得がいっぱいですね。

今まで中々脚の形が変わらなかった方達も今回の解説でボディメイク成功のヒントになれば幸いです!

山岸慎(やまぎし まこと) ・東京都渋谷区南平台/桜丘にて2店舗のパーソナルトレーニングジムを経営 ・NSCA CSCS(全米ストレングス&コンディショニング協会 認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト) STUDIO KOMPASトレーナー紹介

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