TRAINING SCIENCE / FREQUENCY

筋トレは週何回が効果的?
科学的な根拠と、
現実的な頻度の考え方

科学的な目安は大切。
でも、私たちは研究の中ではなく、
日常の中でトレーニングをします。

筋トレは週何回行えばいいのか。
研究から分かっていることはあります。
一方で、仕事、家族、睡眠、趣味など、
運動に使える時間は一人ひとり違います。
この記事では科学的な根拠を確認したうえで、
それを現実の生活にどう落とし込むかを考えます。

SCIENCE
REAL LIFE
STUDIO KOMPAS

QUICK ANSWER

先に、結論から。

「週何回が正解か」を、
一つの数字だけで決めることはできません。

科学的には、
筋力や筋肥大、健康づくりに対して
一定のトレーニング量や頻度が望ましいことは分かっています。

ただし、
その数字をそのまま全員の生活に当てはめればいいわけではありません。

大切なのは、

科学的に望ましいラインと、
自分の生活の中で現実的に続けられるラインを
すり合わせること。

STUDIO KOMPASでは、
頻度の数字に神経質になりすぎるのではなく、
根拠から離れすぎることもなく、
その人にとってのより良い方法を組み立てていきたいと考えています。

01 / FIRST PRINCIPLE

まず知っておきたいのは、
「頻度だけでは決まらない」ということ。

01

FREQUENCY

頻度


週に何回行うか

週1回、週2回、週4回など、
トレーニングを行う回数です。
重要な要素ですが、これだけで効果は決まりません。

02

VOLUME

トレーニング量


1週間でどれだけ行うか

セット数や種目数など、
1週間全体で身体にどれだけ刺激を入れるかも重要です。

03

INTENSITY

強度


どの程度の負荷で行うか

同じ週2回でも、
負荷や内容が違えば
身体にかかる刺激は同じではありません。

04

RECOVERY

回復


次の運動に備えられているか

睡眠、仕事、他の運動、
日常生活の疲労なども含めて考える必要があります。

STUDIO KOMPASで身体の状態と生活に合わせてトレーニングを行う様子

FREQUENCY IS A VARIABLE

頻度は、
答えではなく
一つの変数。

週2回という数字だけを見ても、
そのトレーニングが適切かどうかは判断できません。

何を行うのか。
どの程度の負荷なのか。
1週間全体ではどれだけ運動しているのか。

その中で、
頻度をどう配置するかを考える必要があります。

02 / SCIENCE

科学的には、
何が分かっているのか。

トレーニングについて考えるうえで、
科学的な根拠は重要な土台です。

「人によって違うから何でもいい」
ということではありません。

筋力、筋肥大、健康づくりなど、
目的に応じて一定のトレーニング刺激が必要であることは、
多くの研究から示されています。

一方で、
頻度だけを切り離して
「週○回なら必ず効果的」と考えるのも単純すぎます。

特に筋肥大では、
1週間のトレーニング量を揃えた場合、
頻度そのものによる差が小さくなるという研究があります。

筋力についても、
頻度だけではなく
週間トレーニング量との関係を合わせて見る必要があります。

つまり科学的に見ると、

「何回やったか」だけではなく、
1週間全体でどのような刺激を積み重ねたか

が重要になります。

RESEARCH POINT

頻度は、
必要なトレーニング量を
1週間の中へどう分配するかを考えるための
一つの方法として捉えることができます。

03 / CURRENT EVIDENCE

最新の考え方でも、
「複雑さ」より
「継続」が重視される。

01

継続できること

理論的に細かく設計されたプログラムでも、
実行できなければ身体への刺激は積み上がりません。

02

目的に合わせること

筋力、筋肥大、健康、パフォーマンスなど、
目指す結果によって必要なトレーニングは変わります。

03

個別化すること

安全性、経験、好み、生活、
継続可能性を含めて
現実的に設計することが重要です。

04 / REAL LIFE

でも、現実には
運動だけをして生活しているわけではない。


01

WORK

仕事

帰宅時間や出張、
繁忙期によって
トレーニングに使える時間は変わります。


02

FAMILY

家族

家族との時間や育児など、
運動以外にも大切にしたい時間があります。


03

SLEEP

睡眠

トレーニング時間を増やすために
睡眠を削ることが、
必ずしも良い選択とは限りません。


04

OTHER ACTIVITIES

趣味・スポーツ

ランニング、テニス、ゴルフ、
登山などの活動も
1週間の身体活動として考える必要があります。


05

PRIORITY

優先順位

生活の中で運動を
どこまで優先したいのかも人によって違います。
それ自体に一つの正解はありません。

SCIENCE × REAL LIFE

科学的な正解を、
現実の生活へ。

科学的な根拠は、
トレーニングを考えるための大切な土台です。

ただ、
私たちは研究の中ではなく、
日常の中で運動をします。

仕事、家族、睡眠、趣味。
運動に使える時間も、
運動をどこまで優先するかも
一人ひとり違います。

だからKOMPASでは、
科学的に何が望ましいのかを確認したうえで、

「この人の生活なら、どこまで現実的にできるのか」

を考えます。

理想だけを押しつけない。
だからといって、
「できる範囲なら何でもいい」
で終わらせるわけでもありません。

科学的に望ましいラインと、
現実的に継続できるライン。

その間にある、
その人にとってのより良い選択を
一緒に構築していく。


数字に神経質になりすぎず、
でも根拠から離れすぎない。

それが、
KOMPASのトレーニング頻度に対する考え方です。

05 / HOW TO BUILD

頻度は、
この順番で考える。


01

PURPOSE

目的を決める

健康づくりなのか、
筋肉を増やしたいのか、
スポーツのためなのか。
まず必要な刺激を考えるための目的を整理します。


02

SCIENCE

科学的な目安を知る

目的に対して、
どの程度のトレーニング量や頻度が
一般的に推奨されているのかを確認します。


03

REALITY

生活を確認する

実際に運動へ使える曜日や時間、
睡眠、仕事、他の運動などを確認します。


04

DESIGN

現実的なラインをつくる

理想をそのまま押しつけるのではなく、
科学的な目安をできる限り保ちながら、
実行可能な形へ調整します。


05

REVIEW

実施して見直す

最初に決めた頻度が
ずっと最適とは限りません。
身体や生活の変化を見ながら調整します。

06 / ONCE A WEEK

週1回しかできないなら、
意味がない?

週1回しか時間が取れないから、
トレーニングを始めても意味がない。

そう考える必要はありません。

特にこれまで運動習慣がなかった人にとっては、
定期的に身体を動かし始めること自体が
大きな一歩です。

もちろん、
目的によっては週1回だけでは
十分な刺激を作りにくい場合もあります。

その場合は、
パーソナルジムに来る回数を増やすことだけが
解決策ではありません。

自宅で短時間の運動を行う。
歩く量を増やす。
別の日に自主トレーニングを入れる。


「週1回しかできない」ではなく、
「今の生活の中で、あと何ができるか」

と考えることができます。

07 / TWICE A WEEK

週2回は、
一つの使いやすい選択肢。

一般的な身体づくりでは、
週2回程度のトレーニングは
現実的に組みやすい頻度の一つです。

週の中で複数回身体に刺激を入れながら、
トレーニングの間には休息も入れられます。

ただし、
週2回という数字そのものが
特別な正解なのではありません。

その2回で何を行うのか、
それ以外の日をどう過ごすのかまで含めて考えます。

ONE EXAMPLE


MON
+
THU


NOT THE ONLY ANSWER

08 / THREE OR MORE

週3回以上なら、
回数を増やす理由を考える。

トレーニング経験が増えたり、
筋力や筋肥大、
スポーツパフォーマンスをより高いレベルで求めたりすると、
必要なトレーニング量が増えることがあります。

その場合、
1回ですべてを行うよりも、
週の中へ分散した方が実行しやすくなることがあります。

上半身と下半身を分ける。
動きの種類で分ける。
強度の高い日と低い日を分ける。

方法はいくつもあります。

大切なのは、
「週4回行けば週2回の2倍良い」
と考えないことです。

頻度を増やすのは、
必要な刺激を

より現実的に1週間へ配置するため

と考えることができます。

09 / PERSONAL TRAINING

パーソナルジムは
週何回通えばいい?

01

パーソナルの回数と
運動頻度は別

パーソナルジムに週1回通い、
その他の日に自分で運動する方法もあります。
来店回数だけで運動量を考える必要はありません。

02

毎回トレーナーが
必要とは限らない

身体やフォームを確認する日はパーソナル、
自分でできる内容は自主トレーニング、
という使い分けもできます。

03

時期によって
頻度を変えていい

始めたばかりの時期、
忙しい時期、
トレーニングに慣れた時期で、
必要なサポート頻度が変わることもあります。

04

契約回数から
頻度を決めない

月4回プランだから週1回、
月8回プランだから週2回、
という順番ではなく、
まず身体と目的から必要な頻度を考えたいとKOMPASでは考えています。

STUDIO KOMPAS渋谷店のパーソナルトレーニング

STUDIO KOMPAS

根拠と現実の間で、
頻度をつくる。

KOMPASでは、
「あなたは初心者だから週2回」
「ダイエットだから週3回」
と単純に回数だけを決めることはしません。

科学的には、
目的に対してどの程度のトレーニングが望ましいのか。

そのうえで、
現在の身体、
運動経験、
仕事、
睡眠、
趣味やスポーツ、
運動に費やせる時間を確認します。

その両方を見ながら、
今の生活の中で実行できる
より良いトレーニングの形を考えます。

そして、
生活や身体が変われば、
その頻度もまた見直します。


身体と生活からトレーニングを考える

10 / FAQ

筋トレ頻度についての
よくある質問

Q
結局、筋トレは週何回がいいですか?

一律の正解はありません。
目的、トレーニング経験、1週間の総量、回復、
生活の中で確保できる時間を合わせて考えます。
科学的な目安を知ったうえで、
現実的に継続できる頻度へ落とし込むことが重要です。

Q
筋トレは週1回でも意味がありますか?

特に運動習慣がなかった方にとっては、
週1回から定期的な運動を始めることにも意味があります。
目的に対して運動量が不足する場合は、
自宅での運動や日常活動も含めて調整できます。

Q
週2回が一番おすすめですか?

週2回は多くの人にとって組みやすい頻度の一つですが、
誰にとっても最適というわけではありません。
重要なのは、その2回で何を行うのか、
1週間全体ではどの程度運動しているのかです。

Q
毎日筋トレをした方が早く変わりますか?

単純に頻度を増やした分だけ
効果が増えるわけではありません。
トレーニング量、強度、部位、回復などを
一緒に考える必要があります。

Q
忙しくて理想の頻度を確保できません。

理想通りにできないからといって、
運動を諦める必要はありません。
科学的に望ましいラインを知りながら、
現在の生活で何ができるのかを整理し、
実行可能なところから構築していくことが大切です。

Q
パーソナルジムは週何回通うべきですか?

パーソナルジムに通う回数と、
1週間の運動頻度を同じに考える必要はありません。
パーソナルで身体やトレーニングを確認しながら、
自主トレーニングなどを組み合わせる方法もあります。

REFERENCES

参考文献・資料

  1. American College of Sports Medicine.
    Resistance Training Prescription for Muscle Function,
    Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults.
    Position Stand.
  2. Schoenfeld BJ, et al.
    Effects of Resistance Training Frequency on Measures of Muscle Hypertrophy:
    A Systematic Review and Meta-Analysis.
    Sports Medicine.
  3. Grgic J, et al.
    Effect of Resistance Training Frequency on Gains in Muscular Strength:
    A Systematic Review and Meta-Analysis.
    Sports Medicine.
  4. Schoenfeld BJ, et al.
    How Many Times per Week Should a Muscle Be Trained to Maximize Muscle Hypertrophy?
    A Systematic Review and Meta-Analysis.
    Journal of Sports Sciences.
  5. Ralston GW, et al.
    Weekly Training Frequency Effects on Strength Gain:
    A Meta-Analysis.
    Sports Medicine Open.

本記事は健康な成人の一般的なレジスタンストレーニングについて解説するもので、
医療上の診断・治療・個別の運動処方を目的としたものではありません。
痛みや疾患、その他医療上の懸念がある場合は、
必要に応じて医療専門職へご相談ください。

FINAL

数字に神経質になりすぎず、
根拠から離れすぎない。

科学的に望ましいことを知る。

そして、
自分の身体と生活を知る。

その二つを照らし合わせながら、
現実的に続けられる方法をつくっていく。

週1回か、週2回か、週3回か。
その数字だけに答えを求めるのではなく、
「自分にとって今どんな形がより良いのか」を考える。

STUDIO KOMPASは、
科学的な根拠を土台にしながら、
一人ひとりの生活へトレーニングを落とし込むことを
大切にしています。


自分に合ったトレーニングを考える

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